v3.3.0.0 で導入されたセッション録画機能を使用すると、Splashtopリモートセッション中の画面を録画できます。録画された画像ファイルは、ローカルコンピュータ (Business アプリを実行しているコンピュータ)に保存され、トレーニングや監査目的で使用できます。
v3.4.2.0では、チーム設定のポリシー設定にセッション録画を追加しました。ストレージパスとサイズ制限を指定して、チームメンバー全員が自動的に録画を開始するように制御することができます。チーム設定では、管理者がOSプラットフォームごとにストレージパスとそのパスに対するサイズ制限(0~40,000MBs、0=無制限)を指定し、プラットフォームごとに自動セッション録画を有効にすることができます。(注:リモートサポートチームとSOSチームではポリシー設定が異なります。)
アプリの設定では、録画ファイルの保存先とその保存先のサイズ制限について、新しいコントロールオプションが追加されました。
また、コンピュータ上のサードパーティ製クラウドストレージプログラムに直接保存することもできます。
必要条件
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Splashtop Businessアプリv3.3.0.0以降
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Splashtop Businessアプリを実行しているコンピューターがWindows 7以降またはmacOS 10.10サポートされているSplashtopサブスクリプション
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Android端末はv3.5.1.10以降からセッション録画に対応しています。
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セッション録画に対応している Splashtop 製品
Splashtop Business (pro/Performance)
Splashtop Rmote Support(プラスまたはプレミアム)
Splashtop On-Demand Support(基本SOS、SOS + 10、またはSOS + Unlimited)
Splashtop Enterprise/Enterprise Cloud
ステップ
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Streamer PCに接続する
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記録ボタンをクリックで録画開始。
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記録停止ボタンをクリックで録画終了します。
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ビデオファイルはローカルコンピュータのSplashtop Business(紫色のアイコン)側に保存されています。
または
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ビジネスアプリを開きます:[ファイル] - > [オプション] - > [詳細]を選択し、[リモートセッション開始時に自動的に録画を開始する]を有効にします。
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リモート接続を確立して使用する
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ビデオファイルはローカルコンピュータのSplashtop Business(紫色のアイコン)側に保存されています。
Androidの場合
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メニューバーから
をクリックします。
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画面録画をタップすると録画が開始されます。
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録画は左上隅に表示されます。
詳細
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現時点ではオーディオはビデオに保存されていません
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ビデオにカーソルを含めるには、リモートカーソルオプションを有効にします。
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2012年以前のコンピュータをお使いの場合、セッション録画機能に問題が発生する可能性があります。
その場合には、「ビデオレンダリングオプション」を変更してみてください。
Businessアプリ⇒「ファイル」⇒「オプション」⇒「詳細」から設定できます。 -
アプリが画面録画を開始するときに、指定されたストレージパスにアクセスできない場合、録画ファイルはデフォルトのパスに保存されます。
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Windowsコンピュータでは、セッションの録画は、 .webm ファイルとして保存され、コンピュータ上のデフォルトの「 写真」または「 映画とテレビ」アプリで開くことができます。
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Macコンピュータでは、セッションの録画は、 .MP4 ファイルとして保存され、コンピュータ上のデフォルトの「 プレビュー」または「 QuickTime Player」アプリケーションで開くことができます。
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v3.4.6.0では、VP8を段階的に置き換える新しいビデオコーデックVP9が導入されています。この置き換えにより、ビデオファイルのサイズとFPSの低下が減少し、高解像度ビデオをエンコードする際のビデオ品質が向上します。(4K、2K)
(Businessアプリ:「ファイル」→「オプション」→「詳細」→「高度なエンコーダーを使用」を【有効】にしてください。)