PROXYサーバーのPACファイルの影響で接続エラーが出る可能性があります。
PACファイルの読み込み(ログイン時及び接続中の300秒に1回定期的に実施)に時間が掛かり
タイムアウトが発生すると接続が出来ないケースがございます。
以下の方法をお試し下さい。
-
PC側アプリケーション(Streamer)のproxy設定変更
proxy設定を自動(PAC利用)から手動設定に切り替えることで、PACファイルの読み込みがなくなります。 -
Pacファイルに
*.splashtop.com を除外だけでなく
*.relay.splashtop.com などを除外してお試し下さい。
参考ページ
Splashtopサーバ/サービスのファイアウォールの例外とIPアドレスについて
- 社内ネットワークの改善、もしくはPCの見直し
ネットワーク速度の改善や利用PCの処理能力を改善することにより、Splashtopクラウドサーバーへの接続速度が改善し、
タイムアウトする頻度が減少します。
PACファイルとは
【プロキシ自動設定ファイル】Proxy Auto-Configuration/proxy.pac
Webブラウザの動作を指定する設定ファイルの一つで、経由するプロキシサーバを指定するためのもの。
直接アクセスとプロキシ経由、複数のプロキシサーバを使い分けることができる。標準のファイル拡張子は「.pac」。
WebプロキシはWebブラウザがWebサーバへアクセスする際にコンテンツの伝送を中継してくれるサーバで、
プライベートネットワークからインターネットへのアクセスなど、サーバに直接通信できない場合に
クライアントの代理(proxy)としてデータの送受信を行うためこのように呼ばれる。
一般的なブラウザのプロキシ設定では、プロキシを経由するか否か、どのプロキシサーバにアクセスするかを
固定的に指定するため、すべてのWebアクセスが同じプロキシ設定で行なわれることになる。
これは企業内ネットワークなどで、社内サーバ向けとインターネット向けでアクセス設定を使い分けたい場合などには不便である。
PACファイルではプログラムコードの形でルールを記述し、どのような場合にプロキシを使うか、
どこへのアクセスでどのプロキシを経由するかを細かく指定することができる。これにより、
社内サーバへは直接アクセス、インターネットへは社内のプロキシサーバを経由、といった
指定を動的に適用することができるようになる。
例えば、関数の中で「return “PROXY gw1.example.jp:8080;PROXY gw2.example.jp:8080;DIRECT”;」
のように返り値を指定すると、gw1.example.jpの8080番ポートが接続可能であればそれを経由し、
不可能であればgw2の8080を試し、それも使えない場合は直アクセスを行う。urlの内容に応じて条件分岐し、
それぞれ異なる設定値をreturnすることができるため、複雑なルールを記述できる。
PACファイルはローカルに保存して読み込むようにすることも、Webサーバに置いて読み込ませるように
設定することもできる。慣用的に「proxy.pac」というファイル名にすることが多いが、
別にファイル名本体部分は何でもよい。サーバに置く場合はプロキシを経由せず直接取得できる場所である必要があり、
WebサーバのMIME設定で「.pac」ファイルを「application/x-ns-proxy-autoconfig」とする必要がある。