WindowsのSplashtop Businessアプリにはリモート接続中に最適な接続品質を実現するためや特定の問題を回避するために、ビデオレンダリングオプションがあります。
必要条件
Windows v3.3.8.0以降のSplashtop Businessアプリ
別のレンダリングオプションを選択する方法
- Splashtop Businessアプリ> [ファイル]メニュー> [ オプション]を開きます。
- [詳細]タブに移動します。[Video Rendering Options]のドロップダウンメニューをクリックして、使用可能なオプションを確認してください。
Businessアプリ v3.5.2.0 以降では、「詳細」⇒「詳細設定」をクリックして、次のウインドウで表示される「ビデオレンダリングオプション」のドロップダウンメニューから変更してください。
レンダリングオプションの説明
Direct3D with YUV(既定):このオプションの初期値となっております。私たちのテストでは、ほとんどのテストケースで、最高のパフォーマンスを実現し、使用するCPUリソースを最小限に抑えています。
SDL with YUV:Splashtop Businessアプリで「ビデオデバイスの初期化に失敗しました」というエラーメッセージが表示される場合、またはリモート画面に何も表示されない場合は、このオプションを利用してください。これらの症状は、DirectX / Direct3Dが有効になっていないか、正しく機能していないことを示している可能性があります。
また、画面収録機能をオンにしてリモートセッションのパフォーマンスが大幅に低下した場合(タイムラグを大幅に感じるなど)にも、このオプションを試して下さい。
ソフトウェア:上記の問題がYUVでSDLを使用しても解決しない場合、または他のレンダリングオプションで他の問題が発生した場合は、このオプションを利用してください。ソフトウェアオプションはより多くのCPUリソースを使用しますが、さまざまなハードウェアプラットフォーム間で最も互換性があります。v3.3.8.0より前のバージョンでは、このオプションは「代替レンダリングエンジン」と呼ばれていました。
Direct3D with RGB:このオプションは、v3.3.8.0より前のバージョンではデフォルトの選択でした。完全性のために保持されています。最適なパフォーマンスを得るには、Direct3D with YUVをお勧めします。
Splashtop Businessアプリを以前のバージョンからv3.3.8.0に更新するとどうなりますか?
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以前のバージョンのアプリがデフォルトオプション(Direct3D with RGB)を使用していた場合は、新しいデフォルトであるDirect3D with YUVに切り替わります。
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アプリが「代替レンダリングエンジン」を使用していた場合は、引き続き同じものを使用します(現在はソフトウェアという名前です)。
問題が発生した場合はどうなりますか?
・v3.3.8.0へのアップデート後にパフォーマンスが低下する場合
古い NVIDIA GPU を搭載したシステムで遅延が発生することが確認されています。レンダリングオプションを 「Direct3D with RBG」か「SDL with YUV」に切り替えてください
・モニターを複数の画面に分割して利用する場合にはビデオレンダリングオプションをDirect3D with RGBまたはSDL with YUVに切り替えてみてください。